失敗しないインテリア計画のポイント5選

2024/11/02 Sat.

目次

    注文住宅は、建売住宅と異なり、選択肢が多いために迷われることが多いものです。「これでいいか…」と安易に決めてしまうと、完成後に「思っていた感じと違った」「もっとこうしておけばよかった」といった後悔の声もよく耳にします。ほとんどのお客様が初めての家づくりに挑むため、一度で理想通りの家を作るのは難しいことです。

    最近ではSNSなどで多くの情報が発信されていますが、そのすべてがご自身に合ったものとは限りません。そこで、後悔の少ない家づくりを実現するためのポイントをいくつかご紹介いたします。

     

    暮らしを考える

    家や生活空間はただの物理的な場所でなく、心の安らぎや日々の活力を支える基盤になります。生活スタイルに合った生活動線やレイアウトを考えることももちろん重要ですが、何に心地よさを感じるのか自分らしい空間を作ることで心地よい場所になるでしょう。

     

    コンセプトやテーマを決める

    家のコンセプトやテーマを最初に決めると、全体の統一感が出ます。好きなスタイルがたとえば、ナチュラルでリラックスできる北欧スタイル、シンプルで洗練されたモダンスタイル、温かみのある和の雰囲気など、選択肢はさまざまです。ここでよく問題となるのが、家族によって好きなスタイルが異なるということ。同じ空間の中でそれぞれのスタイルが混ざってしまうと、違和感に変わりイメージしていた感じと違う…なんてことが起こってしまいます。それらを回避するにはミックススタイルをイメージしてみることも一つの手です。例えば和×モダンや、ナチュラル×シャビーシック、最近では「ジャパンディスタイル」和×北欧なども人気です。うまくまとめられる自信がない方には、トイレや洗面、お風呂や自室などの個室を好きなスタイルやカラーに挑戦してみてもいいと思います。

     

    色の計画を立てる

    よく知られている3色ルールを参考にすればインテリア計画も間違いにくいです。メインカラー、サブカラー、アクセントカラーを3色に抑えることで空間にまとまりが出ます。メインカラーは壁、床、天井などの面積の1番多いところ、サブカラーはキッチンや家具など、アクセントカラーはクッションやカーテンなどの小物になります。メインカラーはできるだけシンプルにした方が、家具や小物を合わせやすいし、好きなスタイルが変わってしまっても変更が効きます。
    また必ず3色に抑えなくても、例えばワントーンで濃淡を変えてもおしゃれですし、複数のカラーで素材をまとめるなど難易度は高いですがまとまれば格好よく仕上がります。

     

    照明計画

    照明は部屋の雰囲気を左右する重要な要素です。全体照明(ダウンライト)、部分照明(ペンダントライトやスタンドライト)、間接照明(コープ照明、コーニス照明)を組み合わせると、豊かな表情が生まれます。また光の色温度(主に温白色、昼白色、昼光色、電球色)によってもお部屋の印象が変わります。温白色は落ち着いた明るさで広い範囲でよく使用されます。昼白色は生き生きとした自然な光色でメイクをする洗面台におすすめ。昼光色は青みがかった光色で読書や勉強部屋に、温かみのある電球色はリビングなどの部分照明におすすめです。

     

    収納計画

    見せる収納と隠す収納を使い分けると整った印象になります。日常よく使うものは「見せる収納」、シーズンオフのものや雑多なアイテムは「隠す収納」が便利です。収納家具は、部屋に合わせたサイズ・デザインを選び、空間の無駄を省きましょう。特に収納は少なすぎた場合、物が散乱しストレスに感じます。少し余分ができるくらいの収納量がベストです。

     

    住宅はほとんどの方が一生に一度の大きな買い物。できるだけ後悔のないように家族にとって快適な家にしたいものです。MOOR HOMEはグレードの高い標準仕様でアップグレードする場合も、金額の差がベーシックなグレードから変更するよりも少なく、予算を調整しやすくなっています。造作などのオプションも費用を抑えた内容となっておりますのでぜひ一度ご相談ください。